去る7月13日・金曜日。神戸にてセミナーを行いました。
今回のセミナーは弊社エクサートと、ドアズ株式会社、株式会社神戸デジタルラボの三社合同企画で、場所も神戸デジタルラボ様のKDLセミナールームを使用させていただきました。
今回のセミナーのタイトルは「XdプロタイピングでHCDを実現せよ」というもので、やや長丁場の4時間という枠で実施しました。参加していただいた皆さま、おつかれさまでした&ありがとうございました。
ユーザビリティ確保のためにはワークフロー見直しで対応する
そのセミナーの内容は、制作者がウェブの構築を行う際に、クライアントが達成したい目的を果たすために「サイトの使いやすさ」を満たさなくてはいけない。すなわちユーザビリティを確保するための手法についてのお話です。
結論としては、制作工程(ワークフロー)を見直していきましょう。というシメになっていまして、ユーザビリティを確保する最も重要な工程である、プロトタイピング(試作品を制作に携わる全てのスタッフが意見出しを行って、柔軟に改修していく作業)の重要性をお話させていただきました。
そのツールとして、エクサートが最近取り組んでいる「Adobe Xd」を使って制作陣営だけでなく、クライアントさんも巻き込んでのコミュニケーションパスを通していきましょう…という内容です。
セミナーではAdobe Xdの名称を表題にしていますが、どちらかと言うとワークフローの全体像を把握していく内容が全てを占めており、かつ前半はユーザビリティ確保のための手法としての「ユーザビリティテスト」のお話や、実際に短い時間でしたが、ユーザービリティテストを実施。その様子を参加していただいたお客様に、見ていただき、簡単なワークショップやディスカッションも行いました。
ユーザビリティテストや、ミニワークショップも行いました
今回のセミナーで、ユーザビリティテストを(簡単に)すぐに行えるような心構えや取り組みが身についてくだされば嬉しいです。
またXdを使うことによって、制作陣営の中での複数の立場の方々(ディレクター、マネージャー、UIデザイナー、ビジュアルデザイナー、コーダー)が、一気通貫でXdファイルを共有できるメリットもお話させていただき、多くの制作会社がXdを軸にワークフローが変わっていけばよいなあ…と思っています。
東京以外でもどんどんお話させていただきます
今回は、神戸での開催でしたが、お声がけがあれば日本中どこでも講師として参上させていただきます。
セミナー終了後の懇親会でも、ドアズの戸田社長とお話したのですが「私たちは東京から地方に行っても、その商圏の仕事を取ろうとは思っていない。むしろ地方の制作会社さんが潤って活性化するようなお手伝いをしたい。そのためには、これから仕事の現場が活性化するような提案やコンサルティングを行わせていただき、実際の制作は現地でどんどん進めて欲しい」とお伝えしました。
ぜひ、お気軽にお声がけください。