<講師からのメッセージ>
中国の2500年前の兵法書である「孫子」の中に「知彼知己 百戰不殆」というものがあります。「かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず」というのは、ウェブに置き換えると彼(顧客)を把握し、己(サイト)を最適化することで、ビジネスを成功に導けると解釈できます。
ウェブで利益をあげるには、パソコンやスマホの向こう側に居る顧客のことを知ることが重要です。通常の接客や、店頭でのお客様の行動観察と違って、ウェブの向こう側の顧客体験は、なかなか見えにくいものです。サイトで収益を伸ばすには、まず顧客の体験や気持ちやスキルを知ることです。このセミナーでは、そのための顧客把握の手法と、顧客が目的の情報を手にいれるための設計手法を、2時間で解説します。
また、このセミナーは5月に開催予定をしている「顧客把握と情報設計ワークショップ(7時間)」の抜粋版になります。今回のセミナー受講された方には、5月のワークショップ開催以降にワークショップの出席に関わらず、後日ワークショップの資料(100ページ)を進呈させていただきます。
<こんな方におすすめ>
■ 中小企業経営者様(ホームページで利益をあげたい)
■ ウェブサイト担当者様
■ UX / IA / UI を強化したい制作会社様
・ウェブサイトでの収益をもっと伸ばしたい
・サイトでの収益が思った以上に伸びない
・サイトを最適化するのに、どこから手をつければよいか分からない
・ログ解析以外で、サイトの最適化の手法を知りたい
・アクセスに対して回遊率やPVが思わしくない
・サイト改修の際に、ロスのない手順を把握しておきたい
・制作会社に任せるだけでなく、納得できる参画がしてみたい
<セミナー内容>
本講座は、5月開催予定の7時間ワークショップのダイジェスト版として、ウェブサイトにおける顧客把握と情報設計をテーマに2時間の講義を行います。ウェブを成功に導くには、まず顧客の体験や気持ち(価値観)及びスキルを把握することが最初の出発点です。顧客を知らなければ「伝わるだろう」と思って制作した情報(文章や写真)はまったくピント外れなものとなってしまう可能性があります。リアルな店舗や接客と異なり、パソコンやスマホの向こう側のお客様の情報を知るための手法、及び情報収集のノウハウを、これまで100人以上の顧客観察を行ってきた講師が解説します。
さらに、その体験をもとにウェブサイトをどのように情報設計を行っていけばよいのか…という専門的なプロセスを、ホームページ担当者の方にも解りやすく解説します。
<アジェンダ>
・情報の設計とは何か?
・構造を設計する
・ラベルを設計する
・導線を設計する
・画面を設計する
・顧客の情報とは何か?
・顧客体験を観察する
・顧客体験を可視化する
・顧客情報を設計に活かすには
・コツコツと最適化し続けることが重要
<セミナー概要>
【日時】2018年4月4日(水) 12:30~14:30(開場12:15)
【費用】3,000円
【定員】先着24名
【持ち物】
・筆記用具(書き込み用の資料は当日配布いたします)
【場所】東京都千代田区外神田2-2-17 共同ビル万世2階
「ワーカーズ倶楽部 秋葉原Bタイプ」
・JR「御茶ノ水駅」聖橋口4分
・JR「秋葉原駅」電気街口6分
・地下鉄銀座線「末広町駅」3番出口9分
・地下鉄千代田線「新御茶ノ水駅」B1出口5分
・地下鉄新宿線「小川町駅」A5出口7分
<お申し込み方法>
参加をご希望の方は こちらのページにて「チケットを申込む」ボタンを押してください。
<森川眞行プロフィール>
美大卒業後、グラフィックデザイナーとして従事。1996年というインターネットの黎明期からホームページデザイナーを名乗り、多くのサイトを手がけ、1998年にはホームページ用のグラフィックソフトの解説本を4冊執筆。2007年よりNPO法人「日本ウェブ協会」の理事長を勤め、多摩美術大学情報デザイン学科にて「情報設計」を10年間指導する。現在はエクサート株式会社にて「UXデザイナー」として従事。